ググるとLive2Dの記事ばかりでますが、これ以外にうごイラを作るソフトってあるんですか?
はい、ありますよ。世の中にはイラストを動かすソフトがたくさんあります。今回は代表的なソフトを3つ紹介しますね。
Live2Dを使っていると「Live2D以外にもイラストを動かすソフトってないのかなぁ」と疑問に思いますよね?
じつは世の中にはイラストを動かすソフトがたくさんあるんです。
今回はその中でも有名な3つのソフトを紹介したいと思います!
この記事を読むと・Live2D以外の2Dモーフィングソフトがわかります
Live2D以外の2Dモーフィングソフト3選
E-mote(エモート)
最初に紹介するのはE-moteというソフトです。
主にキャラクターの立ち絵を動かすためのソフトです、どことなーくLive2Dに近いソフトですね。
E-moteの長所
E-moteの長所は簡単にイラストを動かせることです。
Live2Dと同じ感じがしますが全く違います、E-moteはイラストデータを読み込んだ時点でパラメータの設定ができてしまうことです。
作るためのテンプレートが用意されているため、これらに合わせてPSDデータを用意して読み込ませれば自動でキャラクターを動かすことができます。
Live2Dだと自分で最初からパラメータやメッシュを設定しないといけませんが、テンプレート通りに作ればよいので、作業短縮になりキャラクターを大量に作るときに有効なソフトです。
個人や同人でも無料で使えるえもふりや、年商1000万円未満の小規模事業者様に限って無料で使えるプランのインディーズがあります。
E-moteの短所
E-moteの短所ですが、テンプレート通りに作れない動きは苦手です。
Live2Dは自分でパラメータを設定すればアニメを作ったりできますが、残念ながらE-moteはそれができないんですね。
ほかにもLive2Dと比べるとどうしても動きや立体感は劣っています、実際に公式サイトの動きを見ても「うーんLive2Dと比べたら…」って思っちゃいます。
今からキャラクターの立ち絵を動かすソフトを勉強するならLive2Dを選んだほうがいいです。
E-moteの料金
製品 | えもふり | コマーシャル | インディーズ |
料金 | 無料 | ¥300,000-/年 | 無料 |
エディタ | 無制限 | PC1台 | PC1台 |
契約タイプ | 契約不要 | A. タイトル数不問の1年間契約 B. 1タイトルのみ販売可能な2年間契約 |
タイトル数不問の1年間契約 |
個人で利用するならえもふりかインディーズを選べばよいです。
しかしインディーズを選んでも年商1000万円以上ならコマーシャルに変える必要があります。
Spine
次はSpineというソフトです。
これは海外の2Dモーフィングソフトで主にゲームの2Dアクションシーンを作るのに適しています、スマホゲームのバトルシーンとかに使われています。
対応しているエンジンも豊富にあるのも良いところです。
Spineの長所
Spineの長所はイラストデータにボーンと呼ばれるパーツをつけて動かすというシンプルなところです。
ボーンを設定して動かすだけなので慣れれば簡単にうごイラを作れると思います。
スマホゲームのアクションシーン制作によく使われているソフトなので覚えておいて損はないと思います。
Spineの短所
Spineの短所ですが海外のソフトのため英語表記になってしまうことです。
英語が苦手という方にはちょっと面倒な仕様ですよね。
そして無料で使えるフリー版がないのも痛いです。一応体験版として無料で使えるものもありますが、作ったデータを保存できない仕様なのでほとんど意味ないです。
そしてessential とprofessionalという料金があるのですが、essentialはspine特有のメッシュ操作ができません、よってprofessionalを選ぶのですが、米ドル349もするので料金は非常に高いです。
そしてネットで検索してもSpineの解説サイトがほとんどないので勉強するのが大変だと思います。
Spineの料金
ライセンス形態 | Essential | Professional |
料金 | 米ドル99 | 米ドル349 |
契約期間 | 買い切り | 買い切り |
Essential と Professional両方に言えますが、年間収益が50万米ドルを超える企業の場合は、Spine Enterpriseライセンスが必要になります。
Spine Enterpriseライセンスは$2299 です。
OPTPiX SpriteStudio
最後はOPTPiX SpriteStudioです。
これは日本の2Dモーフィングソフトでスプライトアニメーションで有名なソフトです。
スプライトアニメーションとは、コマを画像一枚に敷き詰め、瞬時に切り替えてアニメを表現することです、パラパラ漫画みたいなものです。
先ほど説明したSpineと同じようなソフトですね。
Sprite Studioの長所
英語表記のSpineと比べて日本のソフトなので覚えやすいです。
そして今までsprite studioは有料ソフトだったのですが、2020/9/24からStarterライセンスという個人開発者と売上5000万円未満の企業に限って無料で使うことができるサービスを提供しています。
Sprite Studioの短所
spineと比べると作れるアニメのクオリティは低いです。
spineは繊細なアニメーションを作れますが、sprite studioは作るのが不得意です。
繊細で細かいアニメを求めないのならsprite studioで十分です。
Sprite Studioの料金
ライセンス形態 | starter | Professional |
料金 | 無料 | 85,000円 |
ライセンス数 | 1 | 1 |
インストールできるPC台数 | 2台 | 2台 |
同時起動できるPC台数 | 1台 | 1台 |
契約期間 | 12か月 | 12か月 |
商用利用 | 可能 | 可能 |
個人で利用するならstarterを選べばよいです、ただし年間の売上が5000万円を超えた際は次回更新時にProfessionalライセンスへの移行が必要となります。
結論、一番いいのは!
Live2Dを覚えたほうがいいです。Live2DはVtuberやスマホゲーム等に使われていますし、ネットで使い方の情報が豊富にあります。
ほかのspineやe-moteをネットで使い方を調べようとしてもほとんど情報がないです。
使い方を覚えるには時間とお金がかかるので無駄なことしないようにLive2Dを選びましょう。