pixivでオリジナル絵を投稿している人は多いと思いますが、2次創作と違ってなかなかフォロワーが増えないという悩みがありますよね。
今回はオリジナル絵を投稿しながらフォロワーを増やす方法を説明します。
この記事を読むと・オリジナル絵を投稿しながらpixivのフォロワーを増やす方法がわかります。
Pixivフォロワーをオリジナル絵で増やす方法
オリジナル絵でもやり方次第でフォロワーを1000人以上にできる
私は神絵師じゃないので他所と比べると底辺絵師の部類になりますがそれでもオリジナルで1000人以上のフォロワーを増やせました。
「こんな画像、画像編集ソフトで何とでもなるでしょ!、ていうか他所のブログでうんざりするほど見たうさんくさい演出!」って言う人もいると思います、そんな他所のうそくさい記事と違い実践的な方法をみっちりちゃんと説明しますよ。
やった方法はマーケティングの基本です、マーケティングというとちょっと難しそうと思いますが誰でも理解できます。
今のpixivは投稿者が多すぎる
pixivがサービスを開始した2007年はまだイラストを投稿する人が少なかったので自分が描きたいものを適当に描いた絵でもフォロワーを増やすことはできましたが、今はありえないほど投稿者がいるため工夫しないと一生フォロワーは増やせないです。
まぁこれはどの業界も同じで最初からスタートダッシュした人が有利なんですね。
わかりやすく例えるとyoutubeも最初のころはやってる人が少ないので低レベルな動画でもチャンネル登録者1000人を増やせましたが今はやってる人が多いので無理ゲーみたいになっている、こんな感じですね。
なので今からpixiv始める人はライバルと差別化して自分を目立たせるしかありません、というかこれしか方法はない。
次から詳しいやり方を説明します。
ユーザーが求めるジャンルを選ぶ
最初にフォロワー増えない人はユーザーが求めているジャンルを投稿してないです。
わかりやすく例えると「三毛猫」と「カブトムシ」どっちが閲覧数が上がるかって聞かれたら「三毛猫」って直感でわかりますよね。
中には「カブトムシ」大好きな人がいるかもしれませんがほとんどの人は「うわっ虫!きもい!」って反応になると思います、全体の母数も少ないですし。
今この記事を読んでいるあなたもpixivに行くときは「鬼滅の禰󠄀豆子かわいいなー、pixivで投稿している絵あるかな?」、「r-18の猫耳メイドさん見たい!pixivでこういったジャンルの絵あるかな?」
上記みたいに自分が見たいジャンルのものを検索してると思います、なのでそういったジャンルの絵を見せれば「この人私が求めている絵を描いてくれてる、フォローしよっ」って流れになります。
「そんなの当たり前だろ?」って思うでしょうがこういう当たり前のことができてないのでフォロワーが全然増えないんですね。
まとめると以下の通り
フォロワー増えない人 | フォロワー増える人 |
自分が描きたいものを投稿 | ユーザーが見たいジャンルを投稿 |
自己満足で作ってる。
見ている人のことを考えてない |
ユーザーが満足するものを作っている。
見ている人のことを考えている |
こんな感じですね、なのでフォロワー増やしたかったら安いプライドは捨ててユーザーが見たいジャンルを描いてください、これができないならpixiv投稿を諦めたほうがいいです。
ユーザーが求めているジャンルを調べる方法
pixiv百科事典をみれば一日どんなジャンルが検索されているかわかります。
画像引用:pixiv百科辞典
例えば女子高生と検索すると1日平均165万回閲覧されているので需要があると判断できます、R-18関連タグだととんでもない検索数ですよ。
まとめるとr-18や流行アニメのキャラクターだと閲覧数が多いので、
「女の子」「性的」「流行のアニメ、ゲームキャラ」は閲覧数が高い傾向にあるのでこれらが需要あると分析できます。
タグを選ぶとしたら1日の検索数が10000以上がいいですね、逆に1000未満なら需要ないです。
正直、選ぶとしたらr-18が良いです、検索数が圧倒的なので。
2次創作はファンが増えない
「なんだ結局2次創作が有利じゃねぇか」とオリジナル絵を投稿している人から見たらがっかりすると思いますが2次創作はそのアニメ、ゲームのファンが見ているだけです。
わかりやすく例えると鬼滅の刃も流行した当時はバカみたいにみんな騒いでましたけど今はどうです? ピークのころと比べたらまったく話題になってませんよね。
このようにブームが過ぎると今まで閲覧していたミーハーな人は「鬼滅飽きた、別の作品を見よ」って流れになります。
すると今までそういったジャンルを投稿していた人はがくっと閲覧数が減るので「やべぇ!なんとかしなきゃ!」ってなるんですね。
よくnoteや他所のイラストブログ見るとvtuberだのスマホゲーム、アニメキャラでフォロワー増やしましたーなんて言う人が多いですがこういう人たちはブームが過ぎると忘れられます。
そういった人の投稿している絵を見ると「10年くらい前は艦隊これくしょん、5年くらい前はけものフレンズ」みたいにジャンルがバラバラだったりします、ブームが過ぎて新しい流行の絵を描いてるからです。
それに年代によって絵柄もバラバラ、その当時流行の絵柄に合わせていたりもします、いちいち絵柄を変えるのって相当面倒ですよ。
なので2次創作投稿者は一生流行を追わないといけないんですね、今はウマ娘ですがこれもあと何年かしたら飽きられると思います。
その点オリジナルだとあなたのファンがつくので流行に左右されない、「私は猫耳少女を描きます」「r-18のBL絵を描きます」って人なら何十年も同じジャンル、絵柄でも作者のファンがつくのでブームに左右されない、よって人気が続く。
長くpixiv投稿するならオリジナル一択ですね、短期で忘れられてもいいなら2次創作がおすすめです、まぁ別に強制じゃあないのでご自由に。
2次創作はライバルが多い
あとこれあまり言われてないですが、2次創作は投稿する人が多いのでライバルと一生競争しないといけません。
Aさん「私は2週間に1枚、アズールレーンの絵を投稿します」って人と
Bさん「私は1日1枚、アズールレーンの絵を投稿します」
という投稿者がいたら選ばれるのは投稿頻度が高いBさんです。
さらに画力が高ければアズールレーンのホノルルの絵を見たい人は「結局アズールレーンのホノルル描ければ誰でもいいから画力高い人を選ぼ!」ってユーザーは決めます、原作のファンなので誰が描いたかなんてどうでもいいのです。
なので2次創作投稿は常にライバルと競争しないといけません、まるで就職活動で大手に入るため小学生から受験戦争みたいですね。
じゃあライバルが少ないマイナーな2次創作を選べばよいと考えるかもしれませんが、そういったジャンルはすでに飽きられている、そもそも見られないという傾向が強い、やるだけ無駄というオチになりやすいです。
ターゲットを絞る
「よーしユーザーが求めているジャンルがわかった、これらをジャンジャン投稿すればok」
みたいに考えると思いますが、ターゲットを絞るの作業が必要になります、他所のブログでもターゲットを絞ろうと言ってると思います。
なぜターゲットを絞るかと言うと「ユーザーに選んでもらうため」「リピーターになってもらうため」です。
差別化して選んでもらうようにする
先ほど女子高生が需要あると書きましたが人によって求めている女子高生の絵が違います。
ジョジョの奇妙な冒険みたいに劇画チックな絵柄の女子高生、今風のスマホゲーム絵柄の女子高生、デフォルメされたカートゥーン系絵柄のかわいい女子高生の絵とユーザーによってどんな絵柄が好みかは人によって違います。
なので劇画が好きな人にカートゥーン系な絵柄を見せても「は?興味ねーし」と言われてそのままゲームオーバー。
人間は自分に関係しないこと、興味ないことは見向きもしません。
全ての人を満足させることは不可能と考えてください。
よって劇画が好きな人をターゲットにしたら「私は劇画の女子高生だけ描きます!」って言えば「おおっ!!劇画女子好きな俺にぴったり!」と選んでくれます。
劇画好きをターゲットにしたのでカートゥーン系、今風スマホゲーム絵柄好きな人は見ないと思いますが、ターゲット以外の人がどう思おうとそんなの知ったこっちゃない。
ターゲットを決めたらそれ以外のジャンルは投稿しない、というか投稿してはいけない。
「ターゲットを絞らないほうがいろんな人が見てくれるのでは?」と考えがちですが、今の時代コンテンツがあふれているので専門化しないとそもそも選ばれないし見向きもされません。
例えば20代OLの人がダイエットしたいと考えてジムを探す時、「普通のジム」、「20代OLのダイエットを成功させるためのジム」の二つが検索で表示されると後者が選ばれます。
よって「4コマ漫画専門」「モノクロ絵柄専門」「90年代絵柄専門」とするとそういったジャンル好きな人に選ばれてみてくれます、なのでターゲット選定が重要なんですね。
ターゲットをちゃんと決めないと「私なんでも描けます! 誰でもいいです!! 何でもいい、誰でもいいから私をフォローして下さあああああい!!!!」って騒いでいるみっともない人になりますよ。
ちなみに私は「r-18のうごイラで2000年代風アニメ塗りの絵柄」と絞っています、参考にどうぞ。
リピーターを増やすため
パレートの法則をご存じですか?
パレートの法則とはイギリスの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した考え方で、「売上の80%は、20%のリピーターによって作られている」というもの、売り上げのほとんどはリピーターで占められているというのがわかります。
ちなみに新規顧客はリピーターの5倍労力がかかると言われてます、新しく顧客を増やすよりリピーターを大事にしたほうが良い。
そのためリピーターを大事にするため投稿するジャンルは一つにしたほうが良い、そりゃそうでしょ? もし「チアガールの絵かわいい!」と思ってフォローした投稿者が次の日、検索数が多いという理由で「ダンディーな中年おじさんの絵」を投稿したらどう思います?
「ええっ!?チアガールの絵が好みだったのに、もういいやフォロー解除しよ、もう見ないようにしよ」ってなります、先ほどの2次創作投稿者と同じで別の作品のキャラを統一感なくどんどんアホみたいに投稿するからリピーターが増えるわけがないです。
よって一つのジャンルだけ投稿してリピーターを増やしたほうがいろんなジャンルの絵を描く必要がないため労力が少なくて済みます。
あとアンチを防ぐのに役立ちます、リピーターはすでにあなたのことを好きな人なので基本アンチにならないです、アンチが増えるのは新しいジャンルに手を出した時でしょうね。
以下の本がマーケティングについてわかりやすく書かれてます、参考にどうぞ。
pixiv投稿で気を付けること
プロフィールとタイトルをちゃんと書いてください
プロフィールちゃんと書いてください、ユーザーは「おおっ!この絵柄俺の好みだ!どんな人が描いてるんだろう?」とプロフィールを調べるので、というよりこのページを読んでいるあなたもそうしてますよね?
その時プロフィールに「こういう絵柄を投稿してます、投稿時間は夕方20時あたりです」みたいにするとユーザーはあなたのことを覚える可能性が高くなります。
それとイラスト投稿するときタイトル決めると思いますが、検索ワードを含めて投稿するとグーグル検索で上位表示されやすいです、いわゆるSEO対策ってやつです、オリジナルは2次創作と違い検索されにくいのでこの対策は必須。
たまにプロフィールが空欄、タイトルも★マークだけって投稿者がいますけど非常にもったいない、おそらくコミュ障で恥ずかしい人が多いと思いますがコミュ障は現実でもネットでも損するだけです、文章をちゃんと書いてください。
タグ付けが重要
絵を投稿するときタグをつけられると思いますがこのタグが重要。
タグをつけるとそのジャンルの関連作品として表示されやすいです、それにユーザーはタグで絵を検索しているのでタグはつけないといけない。
最大で10個までつけられるのでやらないともったいないですよ、たまにタグが1つしかつけてない人がいますが、たぶん「タグをたくさんつけるのがかっこ悪い、恥ずかしい」と変なプライドが邪魔してるんでしょうね。
私から見たら閲覧数が全く増えないほうがかっこ悪い、恥ずかしいと思います。
タグはpixiv百科事典でワード検索すれば色々出てきますよ。
おすすめのタグは1日の検索数が多くて、投稿数が少ないもの要するに需要に対して供給が少ないタグがねらい目です。
画力を上げてください
はい来ました! 「画力を上げてください」、他所のブログやnoteでうんざりするほど聞いたワードです。
そりゃあ画力が高い人が有利に決まってますよ、就職活動で美人とブスが面接にきたら美人が有利なのと同じ、底辺絵師みたいに下手くそ絵は見向きもされません。
ターゲット選定をしながら画力を平行してあげてください、正直画力が高ければマーケティングが下手でもフォロワー増えますよ。
まとめ
上記の方法でやれば絶対フォロワーが増えるとは言えませんがnoteとかで有料販売されている役に立たない記事と比べたら実践的だと思います。
最終的に画力が高い人が有利なので画力を上げつつこれらの方法を行うのをおすすめします。